少し前に一世を風靡したチャット形式でAIと会話できるツールのChatGPT。介護の応援ジャーナルでご紹介したことは無かったので、今回は使ってみた感想をお伝えします。ちなみにこの記事のサムネイルはMicrosoftの出しているAIの「Copilot」を使用して生成しています。

何ができるのか

アイデア出しについての相談、議事録の作成、市場調査、美味しいレストランを教えてもらうなど、ありとあらゆる活用方法があります。下記は実際に私が活用してみた例です。

介護業界における採用強化の施策

 「特別養護老人ホームを運営する社会福祉法人における、新卒・中途採用を強化するための施策を提案してください。」と聞いてみたところ、上記の回答がありました。抽象的な質問をしたので、回答も少し抽象的になっています。

 それではもう少し具体的に聞いてみましょう。

介護業界における採用強化の施策

「あなたの提案する「インターンシップの提供」について、具体的に教えてください。他の介護施設との差別化を図るという条件付きでお願いします。」と聞いてみたところ、上記の回答がありました。このようにChatGPTは、具体的に聞くと具体的な回答を返してくれます。

 上記は仕事の質問でしたが、もちろん気軽な質問もできます。

ChatGPTに美味しいラーメン屋を教えてもらった

 

 「神田駅周辺で一番美味しいラーメン屋を一つ教えてください。」と聞いてみたら、私の知らないお店を教えてくれました。

実際に使用してみた感想

会話が成立することに感心

 ChatGPTは前に行った質問を覚えてくれています。そのため一問一答という形ではなく、人間のように会話ができる点に関心しました。

具体的な質問をしないと良い回答がかえってこない

 ChatGPTはざっくりした書き込みを行っても、融通を利かせて回答を返してくれます。しかしざっくりした質問はざっくりした回答しか返ってきません。とはいえ一発で聞きたいことを聞くのも難しいです。そのため、ざっくりした質問を最初に行い、徐々に具体的な質問に絞り込むといった使用方法が効果的だと思います。

介護業界でも活用できるのでは

 例えば介護保険や補助金関連の情報収集を行ったり、施設におけるレクリエーションを募ってみたりといったChatGPTの活用方法はいかがでしょうか。ChatGPTの視点を参考にすることで、新たなアイデアを考案できることもあるでしょう。そのように考えると、活用方法は無限大だと思います。

ChatGPTの登録方法

 ここからはChatGPTの登録方法について紹介します。簡単に登録できますので面倒なこともありません。



(1)  ChatGPTの日本語版サイトを開き「Sign up to chat」を押す

「ChatGPT 日本語」で検索してサイトを開いてください。

ChatGPTの登録方法

(2)アカウントを作成する

ChatGPTの登録方法

 メールアドレスを入力して「続ける」を押すか、その下の「Googleで続行」などの方法でアカウントを作成できます。

ChatGPTの登録方法

(4)登録したメールアドレス宛に確認メールが届くので開く

ChatGPTの登録方法

(5)名前と誕生日を入力し「同意する」をクリック

ChatGPTの登録方法

 chatGPTは相談相手として非常に有効なツールです。仕事やプライベートなど、幅広い内容の相談相手として、皆さまをサポートしてくれる存在です。ぜひ使ってみてください。

«
»