前回はパーパスについての定義や、重要性が高まっている背景、パーパスを設けるメリット等について説明を行いました。パーパスは組織の「存在意義」を表す言葉でしたね。
この記事ではパーパスの作り方について説明を行います。作り方にも沢山の方法があるのですが、大切な部分を簡単にできるようにまとめました。
目次
パーパスの作り方①:法人が何を提供しているのかを洗い出す
はじめに創業当時から今日までの事業内容と創業の経緯を確認します。
事業内容や創業の背景には顧客や社会に対し、どのような思いがあったのかを確認し、組織の原点を見つめます。
パーパスの作り方②:分かりやすい言葉で表現する
①を分かりやすい言葉で表現し、パーパスの草稿を作ります。パーパスは自社の事業と結びついている必要があります。その組織らしさが表現できていれば抽象的でも結構です。
パーパスの作り方3:意思決定を行う上で目印になるか確認する
②が今後の意思決定を行う上で参考になるかを確認します。パーパスは事業を行う上でのコンパスのようなものです。スタッフが日頃の業務や経営方針において判断する為の目印になっているかを確認します。
パーパスの作り方4:周りに見せてみる
この時点でパーパスはある程度形になっているので、スタッフに共有します。反応を見ながら修正を行います。
出来上がったパーパスの周知を行います。社内にポスターを掲載したり、トップからのメッセージを動画化したりするという事例もあります。
まとめ
ここまでパーパスの作り方について説明を行いました。ステークホルダーとより良い関係を築く為にも制定してみてはいかがでしょうか。パーパスの制定や周知等でお手伝いができることがあればご相談ください。