こんにちは。介護の応援クリエイティブディレクターの舟木です。

日本は高齢化社会となり久しいですが、今後もこの傾向は続き、介護施設の需要はますます高まることと存じます。

こうした傾向を踏まえ、新規に施設の開設を検討されている介護事業者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は新規で施設を開設される際のプロモーションについてお話します。

新規に施設を開設する際にも既存の施設と同じように「入居者募集」と「求人募集」この2つが必要となります。そこで、この記事では新規に開設する施設ならではの施策をご紹介します。

・仮囲いのラッピング

新しく建設する工事現場の仮囲いにラッピングを施すことにより、アピールの場として使用することができます。仮囲いのラッピングは近くを通る人に直接訴求することができるメディアです。いつどのような建物ができるのかということを伝えることが可能です。よくある掲載内容としては、完成予想イメージが分かる画像と施設名、開設時期、「入居者募集中」の文言などが盛り込まれます。

地域によっては景観を守るための規制や、交通の妨げにならない配慮など、注意すべき点はいくつかございますが、大きな仮囲いに施したラッピングはインパクトが大きい施策の1つです。

また、建設地によっても異なりますが、広告の審査などで時間がかかる場合もあります。1ヶ月程度スケジュールには余裕を持っておきましょう。

・ドローンによる空撮

ドローンで撮影した写真や映像で建設後の居室からの景色などを伝えるのも効果的な手段です。

例えば「4階からの南向きの部屋からの景色です」と写真や映像を見せることで、街の雰囲気や景色をリアルに伝えることが可能です。窓からの景色が入居の決め手ということもあるかもしれません。

実施する際の注意点としては、一部地域ではドローンの飛行が禁止されています。また建設現場の状況によっては建設車両等が撮影する際の構図に影響を及ぼす可能性があります。

また基礎工事の状況等により、ドローンの離発着が敷地内で行えない場合、道路で離発着を行うことになります。その際には道路使用許可の申請を行う必要があります。

・開設準備室Webサイト

開設前に入居者の募集やスタッフの募集などを行う為のWebサイトです。

開設前は掲載できる情報が少ないということもあり、内容が乏しい開設準備室Webサイトも見受けられますが、しかしWebサイトは施設のもう1つの顔。開設準備室の段階から豊富なコンテンツを用意することで、求職者や入居を検討している方にアピールすることが可能です。

パースによるビジュアルの訴求や、人事の方や施設長が決まっている場合は求職者の方へ向けてメッセージを掲載することで、安心感に繋がります。

また既存の施設の取り組みや開設迄の準備の様子などをブログで伝えることにより、親近感を醸成することができます。

そして他の施策と比較し、開設準備室Webサイトの準備は早期に進めるべきだと考えます。理由としては、この記事で紹介した施策をはじめ、あらゆる施策はWebサイトに誘導することが多いからです。例えば仮囲いのラッピングでWebサイトの告知やドローンの映像をWebサイト上にアップすることが想定されます。

早期に新しく開設するサイトのドメインや開設準備室Webのデザインを決めておくことでスムーズにWebサイトを立ち上げることができます。開設準備室Webサイトが広告施策の幅を広げます。

新規に開設する施設を紹介する上でのポイント

・パースを早めに入手しましょう

設計や建設を行う会社と連携し、早期にパース(完成後のイメージ画像)を手にいれましょう。早期にパースを手に入れることでWebやパンフレットを始め様々な施策で活用することが可能です。

まとめ

この記事では新規に施設を開設する介護事業者様の参考となるような施策の紹介を行いました。

新規に施設を開設する際にも是非、介護の応援にご相談ください。

弊社では新規に施設を開設される介護事業者様を支える施策をご提案いたします。多種多様な施策をご提案できるので、開設前でご多忙な担当者様の相談窓口を一本化することが可能です。

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