10/21(土)八王子・加住市民センターで開催された第7回八王子介護フェアに参加してきました。
八王子介護フェアとは
八王子介護フェアは一般の方々に介護の大切さ、介護の素晴らしさをご理解していただくこと、また介護を身近に感じていただくことを目的としたイベントです。各法人・企業による模擬店、介護施設の入居者による作品の展示、認知症をテーマにした基調講演等、豊富な催し物がありました。
体験内容や会場の様子をレポート
この記事では体験した内容や会場の様子についてレポートしていきます。
まずは会場入口にあった模擬店。美味しそうな香りが漂う中、お弁当と豚汁を購入しました。
体育館内には購入した商品を食べられるように机と椅子が設置されており、そこで食べました。
どちらも美味しかったです。
近隣の介護施設の入居者も来場し、皆で模擬店で購入した焼きそばやポップコーンを食べるのを見ると新型コロナウイルスの影響が少しずつ落ち着き、楽しく食事ができる日常が戻ってきたのかなと感じました。
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創価大学の学生は研究しているロボットを展示しており、ブースに訪れた方はロボットとのコミュニケーションを楽しんでいました。
私も実際に体験してみました。ロボットの案内に従って折り紙を折ったり、ロボットとじゃんけんをしたりして楽しみました。
ロボットというとこれまで無機質で冷たい印象がありましたが、このイベントで触れあったロボットは見た目もかわいらしく、予期しない挙動を見せることもありましたが、そこもまた愛嬌があり良かったです。
八王子介護フェアの良いと思った3つのこと
私が八王子介護フェアに参加して良いなと感じたことを3つにまとめました。
①若い人が参加している
学生による出展、明星大学の学生によるダンスパフォーマンスなど若い方が参加しているのが良いと思いました。
理由としては介護を自分ゴトとして捉えにくい若い世代がイベントをきっかけに介護に触れる機会を創出しているからです。
彼らが就職を考える時に介護業界やその周辺の業界を見当する1つのきっかけになるのではないでしょうか。
②福祉や認知症に対する認識を高める
基調講演や企業・法人の出展は福祉や認知症に対する認識を高める内容があり、社会の分断を減らすのに役に立つと感じました。
介護や認知症に対する誤解や偏見を持つ方に八王子介護フェアのプログラムに触れていただくと考え方も変わってくると思います。
また、福祉制度の啓発を行っていた東京都医療社会事業協会のブースでは、万が一ケガや病気になってしまった際にも経済的な問題を相談できることなどを学ぶことができました。私もブースで話を聞いて、知らない制度について学ぶことができ、日本の福祉制度は改めてすごいと感じました。
市民の福祉や認知症に対する認識を高め、よりポジティブに福祉や認知症を捉えることができるようになる1日となったに違いません。
③介護や福祉が地域にとって重要であることを伝える
八王子介護フェアは議員の方も参加され、各議員の方が介護が地域にとって必要であること、介護職員の処遇を上げることを目指しているといったこと等それぞれの考えを開会式で伝えていました。
議員の方が介護についてより理解を深める機会にもなるし、介護職員の方が話を聞いて働くモチベーションが上がるのかなと感じました。
まとめ
ここまで八王子介護フェアに参加したのでそこで体験したことや感じたことをお伝えしました。
このような取り組みがもっと広がると社会が介護や福祉に対する理解が深まるのではないかと感じました。