今回は「知りたくなる時はどんな時?」というテーマで情報の発信について書きます。こんな時に知りたくなるという場面を挙げ、介護業界の広報活動や採用活動における活用方法についても紹介します。
私は知りたくなる時は以下の3つに分類されるのではないかと考えました。
- 続きが気になる時
- 好きを深めたい時
- 選択に迷った時(方法を知りたい時)
続きが気になる時
私は毎週楽しみにしているドラマの続きが気になります。調べたところ、人間の心理は続きが気になるようになっています。
これはツァイガルニク効果と呼ばれる心理現象です。 ツァイガルニク効果は最後まで完了しているものよりも、途中で中断したものや未完成のできごとをよく覚えているという現象です。
続きが気になる状態を作るには、継続的にコンテンツを配信することが鍵となります。
継続的にコンテンツを配信することで、次の配信の内容が気になる状態を作ることができますSNSやブログを更新し続けることで、見る人が気にかけてくれるきっかけを作れます。
その他にも情報を発信する際には、一部情報を隠すことで、隠された内容が気になり知りたいと思わせることができます。例えばWebサイトのバナーには「未経験でも安心できる秘訣は〇〇」というように情報を一部伏せ、リンク先で情報を伝えることもツァイガルニク効果を利用した手法と言えるでしょう。
好きを深めたい時
好きなものについて調べたくなりますよね。
しかし、好きになってもらうというハードルが若干高いので、この記事では言及しません。今後ファンづくりの方法についても記事を作成できればと考えています。
選択に迷った時・方法を知りたい時
選択に迷った時、判断の材料を探します。「〇〇選び方」というキーワードで検索することもあるのではないでしょうか。また、スマートフォンやインターネットの普及により、困っている時は、解決する為の方法をすぐに検索することができます。
介護業界の広報や採用戦略において活用方法を検討します。
介護施設の選び方や、資格についての解説等をコンテンツとして発信することが挙げられます。
私が介護事業者様に施策としてコンテンツの配信を提案すると、発信するだけの情報を持っていないと困る方が多いのですが、そんなに身構えないでください。コンテンツの内容は普段から研修や相談者に説明する際の用語などを解説するだけでも立派なコンテンツになります。その道のプロフェッショナルであればある程、知識などが当たり前となり、価値が感じられにくくなります。しかし、知識を得たい側にとっては十分ありがたい情報となります。
知識を得たい時はこの発信者を頼れば間違いない!と思われる状況を作ることが信頼やブランディングに繋がります。
情報発信の重要性について
情報発信の重要性は高まっています。その背景としては、人が購買や問い合わせの前に検索を行うことが増え、また若年層においては検索エンジンでの検索の他に、SNSで情報を検索することも増加しているからです。様々なメディアで継続的に発信を行うことにより、目に触れる機会、認知度を高めることに繋がります。
知りたくなる時はどんな時と題して情報の発信方法について考えました。
介護業界の広報や採用活動を応援する私として、更に皆様が知って良かったと思える情報を発信していきます。