3月は生活の節目。新しく社会人になる方も、異動して働く場所が変わる方も、もちろん今まで打ち込んできた仕事の腕を更に磨きたい方も、効率的なスキル習得の方法については、常に模索しているのではないでしょうか。

今回はどんな分野にも当てはまる、スキル習得の3つのポイントについてご紹介します。

【Point1.基礎を見極める】

基礎を見極める。基礎の徹底を怠らない。言葉にすれば簡単ですが、色々なことをこなしていく中で、忘れられがちなことではないでしょうか。

基礎があるから、物事を始められる。基礎があるから、応用ができる。それは、いかなる分野においても共通することです。

Webサイトの構築を例にとって考えてみましょう。

HTML,CSSを使用して、Webデザインをインターネット上で動くようにシステム化する作業を「コーディング」と言います。

コーディングで不具合が起きることは日常茶飯事ですが、その原因は基礎の理解不足による躓き……初歩的な構築のミス、ちょっとした誤字・脱字が原因であることがほとんどです。

どんな分野を学ぶ時も、その分野の基礎と言えるものを見極めて、徹底していく事がスキルの早期習得につながります。

【Point2.上手い人の真似をする】

インターネットが発達した現代では、気軽に手に取れる資料は非常に豊富です。スマートフォンやパソコンで検索すれば、様々な分野の良い見本が沢山掲載されているからです。

スキル上達の2つ目のポイントは、上手い人の真似をすること。即ち、良い見本を見て、まずはそっくり真似ることから始めることです。

けれど、最初のうちは真似る事さえ難しいです。良い見本を見て真似て、自分の中に基本の型を作る事。それが、上達の早道です。

そうしていく内にコツが掴めてきて、やがて自分なりのものを作ることができるようになります。これはスポーツや仕事も同じです。上手い人が上手い理由を考えて取り入れていくとどんどん上達していきます。

【Point3.継続する】

既に紹介した2つのポイント。それを上達に繋げるために最も重要なのが、3つ目のポイント。

それは、継続することです。

「塵も積もれば山となる」「継続は力なり」というように、毎日積み重ねているといつの間にか最初とは比較にならないほどできるようになっていきます。

毎日続けるなんてできない。そんな風に思う方もいるかもしれません。

そういった方は、できる範囲での目標設定をしてはいかがでしょうか。

毎日、たったの5分だけ。5分だけ集中して、5分たったらもうやらない。1日たったの300秒です。

たったの5分。されど、1週間続ければ35分。1ヶ月続ければ、140分。1ヶ月後には、確かな差として実感できる筈です。

以上、どんな分野にも通ずるスキル習得のポイントのご紹介でした。

前の記事、後の記事

«
»