人手不足が叫ばれる介護業界において、情報発信は必要不可欠です。
この記事では、情報発信が重要な理由を解説します。
ここでいう情報発信=求職者に役立つ内容や、法人について知ってもらうための情報提供、と捉えてご説明します。
目次
理由1:情報発信が法人を目立たせるためのアピールに繋がる
介護施設の多くは求職者から存在を知られておらず、人手不足に陥る理由の一つとなっています。もし存在を知られていたとしても、他の法人との差別化ができておらず、結果として求職者から選ばれない法人になってしまいます。そこで必要なのがブログやSNSを通じた情報発信です。求職者が知りたい介護業界の労働環境や楽しさ、自法人の魅力について情報発信を行うことが、自法人のアピールへと繋がります。
理由2:求職者は就職希望先の情報をできる限り多く収集したい
就職先の実態というのは実際に就職してみないと分からないことが多いです。web上に記載されている労働条件ですら、それが本当に守られているのかは分かりません。
そのため、求職者は就職先の情報をできる限り多く集めようとします。
情報発信ができていないと感じた担当者様はブログ(SNS)に取り組んでみるのはいかがでしょうか? ブログやSNSの良いところは、情報発信している人の人となりが伝わることです。日々の仕事で気づいたことや、どういう法人にしていきたいかを情報発信することで、その人の人となりも伝えることができます。 結局法人も人の集まりですから、内部の人の情報発信からどのような法人なのか伝わります。
理由3:多くの法人は情報発信に取り組んでいない
多くの法人は情報発信に取り組んでいません。だからこそ情報発信を行っている法人は目立ち、他の法人との差別化に繋がるのです。すぐに成果の出るものではありませんが、継続していくことで求職者の注目を集めやすくなります。それに伴い求人への応募も増加することでしょう。
どのような情報発信を行っていくか
「情報発信が必要と言われても何を発信すればいいのか分からない」という方もいると思います。そこでテーマ例を箇条書きにし、「介護業界で働く」「自法人について」「日々の気づき」の3つにグループ分けしてみます。共通しているポイントは「読み手の求めている情報を書くこと」です。
介護業界で働く
- 介護業界で働く魅力
- 就職先として良い法人、避けた方が良い法人の見分け方
- 介護業界で働くと目指せるキャリア
- 他業種との比較
- 介護業界に向いている人、向いていない人
自法人について
- 面接前に準備して欲しいこと
- 面接で求職者の何を見ているか
- 実際に働いてみた若手職員の感想
- 他の法人と比べて自法人の良いところ
- どんな人が働いているか
- 残業代は出るのか、休みは取りやすいか
- 活躍する介護士の特徴
日々の気づき
- ご利用者の方と接していて思うこと
- 仕事を上手く行う上で大事なこと
- 仕事であった面白いor心温まるエピソード
- マネジメントのコツとは
- 昇進してよかったこと
- 介護をテーマした映画について
上記を参考に、ぜひ今日からブログやSNSを開設して情報発信に取り組んでみてください。
継続していくと「やっていてよかった」と感じることがあると思います。