Campaign
全4回で、動画制作に役立つ、ちょっとしたノウハウをお送りします。
貴法人様に、少しでもお役に立てれば幸いです。
<制作前に決める事> 令和2年7月配信
<絵コンテを作る> 令和2年10月配信
<撮影テクニックを紹介> 令和2年12月配信
<YouTubeに登録する> 令和3年配信予定
目的、見せたい場所等が決まったら、次は動画制作仕様書(絵コンテ)を作りましょう。今回第2弾では絵コンテ作成の進め方をお伝えします。
絵コンテとは簡単に言えば動画の設計図です。カットや構図をどうするか、一目で分かるようにしたものです。
今回は採用動画の絵コンテを紹介します。まずは絵コンテを描く前に見せたい内容を整理します。採用動画は求職者に向けたコンテンツなので、綺麗な施設、活躍している職員、業務の場面に焦点を当てます。 更に魅力的な動画にするため、オープニングも追加します。これでおおまかな構成は決まりました。
おおまかな構成が決まったら、詳細を決めていきます。 誰が出演するか、インタビューの内容はどうするか、各シーンをどう繫いでいくのか、業務はどの場面を見せるか等といった内容です。 詳細が決まったら、いよいよ絵コンテに落とし込んでいきます。
目的に応じた事例です。
絵コンテに絵の上手さは関係ありません。 映すものは何か。画面に対して、それはどの位置に、どの程度の大きさで映っているのか。 カメラは動くのか。動くとしたら、どんな風に、どれくらいの速さで動くのか。 一つのカットの長さは何秒で、全体では何分(何秒)になるのか。 最低限それらがわかるだけでも、それは撮影の方法や仕上がりがイメージできる、立派な絵コンテだと言えます。 音楽や字幕を入れる場合、絵コンテの時点で書き込んでおくことで、より完成する動画が想像しやすいものになるでしょう。 ガサガサと線を重ねるより、すっきりと見やすく、シンプルに書き上げるのがポイントです。